【株式投資】不動産会社の株を買うよりREAT(不動産投資信託)を買った方が有利
不動産会社の株を買うよりREAT(不動産投資信託)を買った方が有利
不動産会社:法人税を払って残った利益から投資家に配当を支払う。
REAT(不動産投資信託):法人税が課されない。
REATは日本の年金運用や配当を好むお年寄りの個人投資家にぴったり
沿革
2001年9月10日 三井不動産系の日本ビルファンド(8951)上場:配当利回り5%
三菱地所系ジャパンリアルエステイト(8952)上場
IPOで20億円当選
2002年1月48万円:利回り6.8%
落ちてくるナイフを2度つかむ
日本ビルファンド(8951)下げ続ける:2003年問題・REAT市場の銘柄数が少ない・機関投資家が不在
2003年問題:日本の都市部、特に東京で発生すると予想されたオフィスビルの大量供給による需給バランスの崩壊、そしてそれに伴うオフィス賃料の下落、空室率の上昇といった問題を指します。
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結果は限定的だった。
(格言)落ちてくるナイフはつかむな:暴落している株を買うな。底値を確認してから買え。
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世の中そんなうまくはいかない・この格言は間違っている
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底値付近で買おうと思ったら落ちてくるナイフをつかまなければいけません。
2002年1月 日本ビルファンド 48万付近で底を打つ
2002年末 62万2000円 IPO価格を回復
2003年末 68万8000円 初値を超過
2004年末 87万4000円 全株売却
2007年3月 198万円 バブルの領域
REATの利回りが4%を切ったら売るつもりだった。
リーマンショックとREATの暴落
2008年リーマンショック → 中小の不動産会社は倒産
2007年3月 198万 → 2008年10月 68万9000円 (ピークから65%下落)
2005年7月上場 ジョイントREAT ポートフォリオは悪くない
成長を急ぎすぎてBSが肥大化
自己資本比率15%→信用不安説→利回り30%
REATは最後の砦
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大和証券の鳥井氏が国交省と折衝
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「不動産市場安定化ファンド」創設
2008年10月 REATのニューシティ・レジデンス倒産(その後他のREATと合併)
信用力の弱い株価の暴落したほかのスポンサーのREATを徹底的に買う
ジョイントREAT:2009年5月 倒産 → 2010年3月積水ハウスがスポンサー → 株価はあっという間に数倍