パステルの街
パステル染まる坂の街
見下ろす先に 季節が滲む
この景色 ふたりで見るのは
今日が 最後のページ
誰にも気づかれないように
笑いながら肩を寄せたね
何度も歩いた あの帰り道
名前を呼ぶ風が切ない
あなたは 夢の方へ
私は 手を振るだけ
春の鐘が響くその日
私も歩き出す
静かな神社の境内
祈ったことは いまも秘密
凍える午後に交わしたキス
指先さえも震えてた
「戻れないね」ってつぶやいて
無言で頬を寄せたあなた
言葉より深く刻まれてる
あの日のぬくもりを信じて
待ってる だけじゃなくて
前を向いていたい
誰もが次の場所で
光を探すように
夕暮れ パステルの街
出会ったころと 同じやさしさ
さよならの代わりにそっと
未来を 贈るように
見送る あなたの背に
ありがとうが舞い上がる
パステルの街に今
さよなら そして始まり
*この楽曲は有料版SNOW AIによって創作しました。