【株式投資】確率論ベイジアン的発想

株式投資

株式投資と確率論

株式投資には不確実性が伴います。
確実に儲かる投資などありません。
儲かる確率を上げていくしかない。

確率的に物事を考えることによって、ある程度自分のバイアスを排除できるのではないか?

「7割方は行けそうだな。でももうちょっと調べておこう」

暴落

下がった分株価が上昇するポテンシャルが大きくなったから買い

ベイジアン的発想

ベイジアン的発想:新しい事実を取り入れて元々の自分の考えを調整してく発想

新たな事実が加わって、事前の確率が変わった時その後の確立を事後確率と呼びます。

《例》

2年連続で増益になった会社が成長株である確率は? ⇒ 17.4%

3年間10%増益が続いた会社 ⇒成長株である確率33.3%以下

業績が伸びていくのを確認してから投資をするのはバカげている ⇒ 非成長株を買ってしまうリスクを伴う

利益が伸びる前から利益が伸びると予想して成長株に投資する 注:ベンチャービジネスのアーリーステージの投資とは全く違う

個人投資家が間違って非成長株を買っても損する確率は低い

《例2》

Aのタクシー会社は黒色で80台保有

Bのタクシーは赤色で20台保有

他の色のタクシーが走っていないとした場合、交通事故が起きた時AとB社がおこした確立を述べなさい。

事前確立 A社80% B社 20%

目撃者は黒いタクシーと言ったが間違って赤だといった確率 80%×30%=24%
目撃者は赤いタクシーを見た、しかもそれを正しく赤だといった確率 20%×70%=14%

実際に起きたのはこの2つのうちどちらですか?

事後確率 36.8%  事前確立よりアップ!

ファンドを運用する場合

成長株だと思った小型株の大量買い

100億円ファンドで2億円ずつ50銘柄 VS 5000万ずつ200銘柄

偽成長株=60%

50銘柄2億円の方がマーケットインパクトを仮定しても儲けが多くなる ⇒ 少ないチャンスを逃がさず思いっきり勝負する

株式投資のように確率的に考えなければいけないゲームでは「決めつけ」は禁物

自分が聞きたくない情報や確度の低い不正確な情報が自分にとって重要だということは十分あり得るのです。

クウォンツ運用

株価の動きを数学的に処理して超過リターン(α)をあげようとする運用

おおむね失敗

【株式投資入門】小型成長株の探し方~運用🌈NISAで負けない投資術